アンサングシンデレラ第8話を見たアンサングな感想

アンサングシンデレラ トピック

2020/9/3 よる10:00~ フジテレビ系列で放送されたドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第8話をいちおう現役病院薬剤師のおじさんが視聴して思ったことを発信します。

医療ドラマといえば、医師や看護師が主人公となる場合が多く、薬剤師が取り上げられることはなかったため、薬剤師界隈では放送開始前からざわついていました。

その流れに乗って(流されて?)、最近はあまりテレビを見なくなっていましたが、当事者目線でドラマを見るとどう思うのか興味もあり、このシリーズは感想を掲載させていただいております。

これまでの放送についての感想記事はこちらで見ることができます。

アンサングシンデレラ放送回ごとの感想リストはこちら

では、感想を書いていきます。

次回予告へのラストワンシーンで薬剤師一同、凍り付く

今回の放送本編ではなく、予告的「事件」ですが、本当に事件でした。誰の声だったのでしょうか?声だけで、

非小細胞肺がん ステージⅣ(4)

と聞こえましたね。それに乗じて、それっぽい話をするならば、手術適応がなく、治療の目的は「延命」になります。しかも設定上、肺がんを罹患される患者群の中では瀬野さんはかなり若年にあたるので「予後は(一層)よくない」

とまあ、これは知識であり、データですが。。。

オシメルチニブ、ペムブロリズマブなどなど出てきて、今まさにこのデータが描き変わる最中ではあります。

ドラマはフィクションですから、別に長期生存例となってもいいとは思いますけどね。ごくごく少数ながらいらっしゃることはいらっしゃるし、上に書いたことを踏まえて、近い将来こういう感じなるよーという描き方でも、いいんじゃないかと思いますけどね。

とはいえ、喀血はいただけませんなぁ。

瀬野さん死んじゃったら、続編も映画化もできないじゃないかー。まあ主役ではないけど。。。

これが、実は結核だったら・・・という、アナザーストーリーでも作ってくれたらいい教材になりそう・・・こんな超豪華キャストで作るようなものじゃないのか(汗。

さて、この話のその後は来週ですね。今週の話に戻しましょう。

在宅医療へのかかわり

こういう薬局があることを知らない人は多いし、こういう薬剤師さんがいることも広く知れ渡るには至っていませんよね。

これは、実際に保険薬局さんが担い、支えている仕事なので、割合的にはメジャーではないかもしれませんが、ほぼ保険薬局さんの回になっているようにも思いました。

すごいやさしい笑顔でいろいろとこなす指導薬剤師さんですが、もう悟りの境地にすら見えました。指導薬剤師役の東根作寿英さん、これまでのテレビドラマで笑顔の裏に暗い過去とかを引きづってる役をやってるイメージがあって、途中黒さが爆発するのかとも思ってましたが、いや、本当に悟っていました。

なお、この役者さんのお名前、失礼ながら、今回初めて知りました。

そうなるまでのいろいろなことを想像すると、自分は乗り越えられる自信はありません。たぶん逃げます。

笹よりも太くて強くて長い竹

ちなみに、本当余計なお世話ですが、この笹の葉さらさら薬局のモデルは、リアル在宅医療に力を入れておられる「竹の葉薬局」さんだとおもわれます。

ここです(写真も一致するのではないかと)

薬は分け合えない話

スマホの通信料(いまどきはギガといいますね)のようには分け合えないのが、薬ですね。

外用の湿布やNSAIDsとか、実際やってる人はまだまだおおそうですが、ほんの少しずれただけで、「とりかえしのつかないこと」になりますよね。

しかも、新人のくるみが丸め込まれそうになるのも、実際ありそうなことです。

ここもドラマだから・・・といってしまえばそれまでだし、そういう意図をもった演出?なのか分かりませんが、瀬野さん、自分の言葉だけで説得しましたね。

これ、私的にはすごい大切なことだなーって思っています。

瀬野さんが最後に回収

最後に、二つのエピソードが、瀬野さんのコメントで回収されるのもスッキリでしたね。

今回は、イケメン率が一気に上がった感じです。これ視聴率獲得のための作戦とかじゃないですよね?

じゃなかったとしても、効果は大いにありそうですが。

今週の復習

2020年9月4日 0時現在、まだ情報が公開されていないようです。

更新され次第、追記したいと思います。

期間限定見逃し配信

次の期間は無料で見れます。
配信期間:~2020年09月10日 20時59分

この記事の執筆者

なりゆき専門薬剤師(諸般事情により匿名)
現役の病院薬剤師(勤務歴20年)
複数の認定薬剤師・専門薬剤師を取得、活動歴あり